パンチラ追って知らない街へ

すべて作り話です

ビューティフルに生きて死ぬための僕らの人生 人生

嫉妬の裏にはなりたい自分の姿がいやというほど隠れていることをわたしは知っていて、だから例え妬みの感情が湧いて出たところで誰を攻撃するなんてことはないんだけれども。ないようにしているんだけれども。到底あなたがたには及ばない自分を、辿り着けない自分を、とても憎たらしく思ってしまう。そうしてわたしはまた自分自身を貶して、疎んで、嫌いになってしまうのだ。だから距離を取りたい。羨ましいひとのそばには、できる限り居たくない。これ以上自分を嫌いになることがないように。

私と私以外の人間との大きな違いはこういう負の連鎖から断ち切るために今までよりも多くの努力をして、なんとか上記のような感情を抱かないようにするんだろうけど、私はそれもできやしない。これ、一生付き合っていかなくちゃいけないっぽい。

優しくて可憐な笑顔で笑うあの子の周りには、あふれんばかりの人が辺りを囲んでいて、私はいつもその蚊帳の外で、人目につかないような物陰でめそめそと泣いている。人影が通ると、必死に口角を上げて、にこやかに振る舞っている。だってそうでもしないと私は自分以外の人にも嫌われてしまうから。私はそれがすごく怖いから。どうか誰も私には気づかないでいて、蚊帳の外に目を向けないでいてほしいと願いながら、でも決して突き放さないでほしいと願いながら、心の中でひっそりと、泣き叫んでいる。

私はもっと自分を愛せるようにならなくてはならない。ひいては努力をしなければならない。誰かを愛することは得意なのに、私は今日までずっと自分のことが嫌いで仕方がない。救われたい。明るくなりたい。